自己啓発がヤバイと言われているのはどうして?効果がないの?
自己啓発を検索すると「自己啓発 ヤバイ」「自己啓発 あやしい」というキーワードが出てきます。
書店の売り場でも自己啓発のコーナーを広くとっているお店もありますし、ベストセラーになっている本もありますね。
上司や先輩からすすめられて、手にとる人も少なくありません。
「自己啓発によって、人生が変わった!」という人もいます。
私もそのひとりです。
自己啓発は正しく学び、実践していけば、とても効果のある、素晴らしいもの。
しかし、方法を間違えると、マイナスになってしまうことがあるのです。
自己啓発の落とし穴!ヤバイといわれる理由
自己啓発を実践していくと、だんだんと気分が高揚していきます。
楽しくなっていって、ドップリとその考えにハマってしまうことも。
自己啓発本によっては、都合のいい言葉ばかりを集めて、「魔法を使うかのように幸せが訪れる」というような内容を言っている人もいます。
冷静でいれば「信憑性がない」「胡散臭い」と気づくような内容でも、ハマっている時には気づきません。
傾倒してしまっているので、熱心にその教えを守り、周囲にも話したりするでしょう。
自己啓発では書籍だけではなく、セミナーが行われることもしばしば。
それが高額セミナーだったり、グッズや個人コンサルまであったりすることがあるので、「自己啓発にお金をかけすぎて貧乏になってしまった」というケースも。
ネットワークビジネスを広げるために、自己啓発活動をウリにしたりしている団体も見かけます。
「悩みを解決できる」と誘われていった自己啓発セミナーが宗教団体だった!ということも。
このように、自己啓発がヤバイと言われるのは、弱みにつけこんで高額な商品を売りつけようとしたり、思想をコントロールしようとするケースがあるから。
自己啓発は何でも信じればいいというわけではありません。
あなたにとって本当に必要なことなのか、見極める目が必要になってきますね。
必見!自己啓発のやり方とその効果
自己啓発とは、自分自身の能力や思考を高めることです。
自己啓発をすることで、仕事や人生においてさまざまなメリットが得られます。
例えば、自己啓発によって
などの効果が期待できます。
では、自己啓発にはどのような方法があるのでしょうか?
自己啓発にはさまざまな手段がありますが、ここでは代表的なものを紹介します。
これらの方法はそれぞれ特徴やメリット・デメリットがあります。
自分に合った方法を選んで、自己啓発に取り組みましょう。
一番簡単なのは自己啓発本を読むこと。
わざわざ移動をしたり、予定を立てて調整する必要もありません。
セミナーは高額なものが多いですが、書籍は数千円で手に入ります。
一番始めやすい自己啓発法であると言えますね。
セミナーを受ける場合は、あなたがメンターだと思えるような人のセミナーを受けることをおすすめします。
できれば前もって書籍や動画で「どのような考えを発信しているか」をチェックするようにしましょう。
ここで違和感があると、高額セミナーを受講しても理解できなかったり、実践する気になれないということが起こりやすくなるからです。
通信講座や通学も同様です。
金銭的に無理のない範囲で、あなたが共感できることを言っていることを学ぶようにしましょう。
また、自己啓発にはどのようなスキルを身に付けるべきかも重要です。
スキルは大きく分けて
ポータブルスキル:業種や職種が変わっても通用する能力
テクニカルスキル:特定の分野や業務に必要な能力
の二種類に分けられます。
ポータブルスキルはコミュニケーション能力や問題解決能力など。
テクニカルスキルはITスキルや会計スキルなどが例として挙げられます。
自己啓発では、これらのスキルをバランスよく身に付けることが大切。
自分の目標や強み・弱みを把握して、必要なスキルを見極めましょう。
自己啓発は自分の意思で行動することが重要です。今日からでも始めてみませんか?
自己啓発で幸せになる方法!ヤバイくらい簡単な3つのステップ
ヤバイくらい簡単な3つのステップを実践すれば、あなたも人生を変えることができますよ!
- 1ステップ1:目標を決める
まずは、自分が何をしたいのか、何を成し遂げたいのか、明確に目標を決めましょう。目標は、具体的で測定可能で達成可能で現実的で期限のあるものにしましょう。
例えば、「来年までに10キロ痩せる」「3ヶ月後に英語検定2級に合格する」「1年以内に転職する」などです。
目標を決めることで、自分のやるべきことが明確になります。
- 2ステップ2:行動する
次に、目標に向かって行動しましょう。
行動は、小さくてもいいので、毎日継続することが大切です。
例えば、「毎日30分ウォーキングする」「毎日1時間英語の勉強をする」「毎週1回転職サイトをチェックする」など。
行動することで、自分の能力が向上し、自信がつきます。
この時に自己啓発本で得た情報をできそうなものから実践していきましょう。・トイレ掃除をする
・不平不満を言わない
・感謝の言葉をたくさん伝えるなど、ハードルの低いものから始めていくと、継続しやすくなります。
- 3ステップ3:振り返る
最後に、定期的に自分の進捗を振り返りましょう。
振り返ることで、自分の成果や課題を客観的に見ることができます。
例えば、「体重計で体重を測る」「英語検定の模試を受ける」「転職活動のログをつける」などです。
振り返ることで、自分の目標に対するモチベーションが高まります。
自分が少しでも成長をしていることが分かると、次のステップにも進みやすくなりますね。
だんだんと「めんどくさいな」「難しいな」と思えるような自己啓発法も取り組めるようになってきます。
そうすると、目に見えてステップアップしていくので、楽しくなっていきますよ。
以上が、自己啓発で幸せになるヤバイくらい簡単な3つのステップ方法です。
この3つのステップを実践すれば、あなたも人生を変えることができますよ!
ぜひ、今日から始めてみてくださいね。
自己啓発のヤバイ罠に気をつけて!ヤバイ失敗例とその対処法
自己啓発という言葉には、自分を成長させるというポジティブなイメージがありますが、実は自己啓発にも危険な側面があります。
自己啓発の罠にはまってしまうと、逆に自分の人生を狂わせてしまうこともあるのです。
今回は、自己啓発の罠に気をつけるために、やばい失敗例とその対処法を紹介します。
失敗例1:自己啓発本やセミナーにハマりすぎる
自己啓発本やセミナーは、自分の悩みや目標に対して有益なヒントやアドバイスを与えてくれることがあります。
しかし、それらに頼りすぎてしまうと、自分で考える力や行動する力が衰えてしまう可能性が。
また、自己啓発本やセミナーの内容を鵜呑みにしてしまうと、自分に合わない方法を強引に実践してしまったり、現実と乖離した考え方に陥ってしまったりする危険があります。
対処法:自己啓発本やセミナーは参考程度にする
自己啓発本やセミナーは、あくまで参考程度にするべきです。
自分の悩みや目標に対して、自分で考えたり調べたりしたり、他の人の意見を聞いたりすることも大切です。
また、自己啓発本やセミナーの内容を実践する場合は、自分に合っているかどうかをよく見極めてから行うようにしましょう。
現実的でない目標や方法は避けるべきです。
失敗例2:他人と比べて劣等感や焦りを感じる
自己啓発の中には、成功者の話や成功法則などを紹介するものがあります。
これらは、自分の可能性やモチベーションを高める効果があります。
しかし、上手くいかないときは、他人と比べて劣等感や焦りを感じてしまうでしょう。
特にSNSなどで他人の成功や幸せを見ると、自分は何もできていないと思ってしまったり、無理なペースで目標を追い求めたりすることがあります。
対処法:自分のペースで進む
他人と比べることは、ある程度は刺激になりますが、過度にするとストレスになります。
他人の成功や幸せは、その裏にどんな苦労や努力があったかわかりませんし、その人にしかできないことかもしれません。
自分は自分であり、他人と同じである必要はありません。自分のペースで進むことが大切です。
自分の強みや得意なことを見つけて活かしたり、小さな成果を積み重ねたりすることで、自信をつけていきましょう。
失敗例3:自分を過信してしまう
自己啓発の中には、自分の能力や価値を高めることを目的とするものがあります。
これらは、自分に自信を持たせる効果がありますが、逆に自分を過信してしまうことも。
自分は何でもできると思ってしまったり、他人の意見や助けを無視したりすることがあるのです。
これは、自分の成長を妨げるだけでなく、他人との関係や信頼を損なうことにもなりかねないので注意が必要ですね。
対処法:謙虚に学ぶ
自分に自信を持つことは大切ですが、それは自分の能力や価値を過大評価することではありません。
自分にはまだできないことや知らないことがたくさんあるということを忘れないようにしましょう。
他人の意見や助けを受け入れたり、感謝したりすることも大切です。
また、常に新しいことに挑戦したり、学び続けたりすることで、本当の意味で自分を成長させることができますよ。
以上、自己啓発の罠に気をつけるために、やばい失敗例とその対処法を紹介しました。
自己啓発は、自分の人生をより良くするための手段です。
しかし、それに依存したり盲信したりすることは逆効果 。
自己啓発を上手に活用するためには、常に冷静な目で見て、自分に合った方法を選ぶことが必要です。
自己啓発はあなたの人生を豊かにするツールですが、あなたの人生を決めるのはあなただけです。
自己啓発の本を読みまくった結果、ヤバイことになった私の話
では実際に、私が自己啓発本を読みまくってみたときのお話をしていきたいと思います。
もともと不器用で、何をしても「どんくさい」と言われていいた私がどのように変化したのか。
自己啓発本は役立ったのかお話していきましょう。
何をしても上手くいかない!
私は小さい頃から劣等感の塊のような人間でした。
小学生時代、登下校中や授業中、休み時間でも私が走れば、かなりの確率で転ぶ。
転んであちこち擦り傷を作りすぎて「こんなにケガしてたら、治らないわよ」と保健の先生に怒られる始末。
成長するにつれ、転びはしなくなりましたが、ありとあらゆることに人よりも努力しないと、人並みになれませんでした。
勉強は人の倍時間をかけて覚える。
要領が悪いので何度も手順を確認する。
予備を持っておいて、ハプニングに備える。
学校に行くことにとても神経を使っていました。
そんな私でも、看護師になって病院に就職します。
ここでも「上手くいかない」
人間関係が上手くいかない。
仕事の覚えも悪い。
「できそこない」な自分が嫌でたまりませんでした。
おまけに、社会人になってお付き合いした男性に裏切られる始末。
とにかく、つらくてたまりませんでした。
ストレスで帯状疱疹になり、それが悪化してショック状態になって救急に運ばれた時
「私、このまま何もできないまま終わってしまうのかな」と泣きました。
はじめの1週間は合う薬がなくて、意識朦朧。
2週間目に合う薬が見つかって、3週間過ぎて退院しました。
退院して、ふと本屋で自己啓発本を手に取りました。
「うさんくさいけれど、何か変わるかも」と。
劣等感の塊がほぐれていった
自己啓発本には、今まで私が知らなかった「人生を楽しむコツ」が書いてありました。
しかもそれはとても簡単な手法で。
「こんなに簡単ならやってみよう」
「ダメでも、タダだし損をすることはないや」
と、半ばヤケクソ気味にはじめた手法。
これが、続けていくと日が経つにつれ、気分が良くなってくるのです。
「なんだか、なんでもできそうな気がする!」と、やる気が出てきました。
すると、あんなに覚えられなかった仕事が、するすると覚えられて、回せるようになってきました。
「なんだかいい調子!効果あるじゃん!」
このことで気を良くした私は、様々な自己啓発本を読みまくります。
読んだ端からできそうなことは試し、次の本へ。
そうするうちに「何があっても上手くいかない」と思っていたことが消えていきました。
人生で初めて「自信」というものが芽生えてきたのです。
こうなれば最強!
転職もして、当時裏切られても未練がましく、すがりついていた恋人とお別れをすることもできました。
転職した先では月給が7万円増えるという大飛躍のおまけつきです!
自己啓発本でハイになる
自己啓発本は読んでいる時、とてもワクワクします。
何でも成功するのではないかという気分になれるから。
当時の私は、ハイの状態を保つために自己啓発本を持ち歩くほどでした。
ある程度何度か読むとハイの状態はなくなってしまうので、新しい本を読む。
そうしてエネルギー充電をして、日々過ごしていました。
この時はとてもエネルギッシュに行動できていて、幸せで満たされた感覚が。
「こんなに人生がうまくいったことなんてなかった!最高!」とハイの状態で思っていたのを覚えています。
自己啓発本から離れる
そんな私ですが、妊娠と出産をした時は、自己啓発本を手放しました。
必要に迫られて育児本を読むようになります。
すると、はじめは気付きませんでしたが、だんだんと劣等感が顔を出し始めてきます。
「この重苦しい気持ちは慣れない育児のせい」と育児本片手に奔走します。
しかし、色々と上手くいかない。
自己啓発本を手放して3年。
とにかくジリジリとつらい日々でした。
自分が自分でなくなったような、そんな感覚です。
とにかく「娘を生かしておかなくては!」と毎日追い詰められていた記憶があります。
再び自己啓発本を手に取るように
子どもが成長するにつれ、少し趣味の読書をする時間ができてきました。
自己啓発本を読む余裕ができたことが、何よりの気分転換に。
読み始めると、人間関係も仕事も円滑に進んでいきます。
毎日が楽しくて、自分らしく働けていると全身で感じていました。
周囲の悩み相談に乗れるくらいに自分の性格や考えが変わり、更に成長したいと思えるように。
過去の何もかもうまくいかなかった日々ですら、許せてしまうくらい気持ちが穏やかになっていきました。
少々の困難も受け止められる余裕もでき、自己啓発本で成長することができるのだと確信したのです。
自己啓発本は心のドーピング剤
自己啓発本を読んでいると、著者の熱量が伝わってくるような本が多数存在します。
ポジティブなエネルギーをそのまま自分の中に取り入れるような感覚で、私は自己啓発本を読んでいます。
日常生活では出会わないような著名人や社会的地位のある人の言葉は、私の心を強く揺さぶりました。
中には、幼いころから持っていた劣等感を、気にならなくなるまで励ましてくれた本も。
本の中のストーリーに一喜一憂したり、勇気をもらったり。
ある時から私は「自己啓発本は心のドーピング剤」と思うようになりました。
ちょっと今の自分を力づけて欲しいとき、まるで起爆剤のように作用してくれるのです。
上手くいけば、ハイの状態を保つことができます。
頑張り時に「ファイト一発!」と読むようになりました。
自己啓発をするなら…おすすめ本3選!
自己啓発に興味を持ったら、いちばん簡単にできるのは「本を読む」こと。
私が自己啓発と出会ったのも本がきっかけです。
本屋に行くとたくさんの自己啓発本が並んでいます。
まずは自己啓発本として、有名なものから読んでいくこともおすすめです。
1. 7つの習慣 スティーブン・R・コヴィー
「7つの習慣」という本を一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?
自己啓発本と言えば、この本がよく紹介されているほどの名著。
成功者が、実践している習慣をまとめている本です。
自身の人格を磨くことで、成功に近づくことを具体的に書いてあります。
年齢を重ねていっても、この本はその時に響くメッセージが変わってくるので、何度も読み返すことが効果的ですよ。
少し内容が分かりにくいという方には分かりやすく解説している漫画や、13歳から読める本があります。
私はこの漫画本がきっかけで7つの習慣を知りました。
その後、子どもに7つの習慣の話をしたいと思ったときに、自分の理解を深めるためにこちらを購入しました。
結果的に、こちらの13歳から分かる本が大人の入門書としても分かりやすく、日常に落とし込みやすい気がしました。
子どもと一緒に読むと意見の交換もできて、コミュニケーションにも役立ちます。
ページ数も少ないので、読みやすくおすすめです。
人を動かす D・カーネギー
誰ともかかわらずに生きていくことはできません。
誰かと関わらなくてはいけないのなら、それがスムーズであればあるほど楽に生きることができます。
その方法を知ることができたら…と思ったときに手に取った本です。
「人を動かす」というタイトルの通り、人を自発的に動かすための方法を書いてあるのですが、強引な方法は何一つ書かれていません。
むしろ「自分の心のあり方」をまず変えるところからはじまります。
この本は「職場で人間関係がうまくいかない」と悩んでいた当時に知りたかったと心から思いました。
本を読むことが苦手なあなたには漫画もあります。
私は漫画版から入って、詳しく知りたくなったので本を購入しました。
漫画はさらっと読めて、おおよその内容がつかめるので、初心者には特におすすめです!
そのあとに本を読むとより、理解が深まりいいですよ。
こちらも13歳からの本があります。
子どもだけではなく、大人のあなたでも十分に役立つ内容が分かりやすく、サクッと読める!
変な人が書いた成功法則 斎藤一人
斎藤一人さんの本はどれも親しみやすい言葉で、面白く書かれていることが特徴です。
私が自己啓発本にハマった時によく読んでいた著者の一人が「斎藤一人」さんでした。
この本は変な人が書いたとタイトルに書いてありますが、内容は決して変ではありません。
どうにもならないくらいつらい時に、元気を分けてもらえた本です。
読んでいるうちに、いつの間にか前向きになって笑顔が出てきます。
気軽に読める文章なので、アッという間に読んでしまいますよ!
自己啓発本は様々な本があるので、あなたの好みに合った本が見つかると、人生が変わってしまうような知識を得る事ができます。
様々な本を読んで、よりよい人生を手に入れて下さいね。
最後に
自己啓発はハマりすぎてしまうと、周囲の人に迷惑をかけたり、生活に支障が出る可能性があります。
自己啓発ばかりに頼ってしまって、自分自身で問題解決ができなくなる場合も。
しかし、大半の人は自分の人生をよりよくするために役立てていることがほとんどです。
あなたに合った自己啓発方法で、よりよい人生を過ごしてくださいね。